社会保険労務士法人Synergy代表
村上賢吾
1972年 札幌生まれ
社会保険労務士
【 経 歴 】
社会保険労務士法人Synergy代表。
大学卒業後、地元のスーパーに就職。自転車、おもちゃ売場等の責任者として6年勤務するも、過労により持病の膝が悪化し緊急入院。医者から「もう立ち仕事はできないよ。」と言われて自分の将来に希望を失うと共に、会社の労務管理に疑問を持ったのがきっかけで「社労士」という職業を知る。翌年会社を退職して資格取得に専念。
その後札幌市内の社会保険労務士事務所で約4年半、修業させていただき、平成19年9月独立開業。平成28年4月に法人化し、現在に至る。
「労務」
一言で「労務」といいますが、実際のところ労務って何を指すのでしょうか?入退職の手続き?就業規則?労災手続き?…
私は「従業員・家族の不安や疑問を未然に解消するために会社が行うこと」は全て労務だと思っています。ですから労務は広範囲で複雑で、明確な結論を出しにくい反面、従業員の不安や疑問を解決できさえすればそれで充分ともいえます。つまり「最適な労務の手法や優先順位は会社ごとに異なる」ということです。
我々シナジーは、現状に合わせた適切な改善手法のご提案で、労務の質の向上と会社の発展に寄与したいと考えております。
当サイトを通じて少しでも皆様のお役に立てれば幸いに存じます。
【真に企業に貢献できる存在へ】
わたしは、スーパーの店員から社労士に転職し、2017年で16年目となりますが、そのキャリアのほとんどは、いわゆる世間一般的に言われる社労士の業務を行ってきました。
労働社会保険に関する手続き、就業規則の作成、給与計算業務、労働に関する法律相談、労使トラブル対応、助成金受給手続き・・・。15年もやってきましたから、それなりの実績と経験を積んできた自負もあります。
しかし、いつも自分の心の中に葛藤を抱えていました。
「これが、私が本当にやりたいこと、成し遂げたいことなのか?今後もこれらを追求していくことがクライアントへの真の貢献につながるのだろうか?」
社会保険労務士の目的は、社会保険労務士法第1条にこのように定められています。
「事業の健全な発達と労働者等の福祉の向上に資することを目的とする。」
雇用社会保険の入退社手続きや経営者側に立ったリスク回避型の就業規則の策定、労使トラブルになってからの火消し的な対応、実態は単にもらえる金額にフォーカスした助成金の受給・・・
はっきり言って真にクライアント企業が良くなっていく、発展に我々が貢献できているという実感が持てませんでした。
そこで、我々は1年間、真剣に次のテーマを追求しました。
・われわれの真の価値や役割は何なのか?
・真にクライアントが我々に求めていることは、何なのか?
・われわれが本当にやりたいこと、成し遂げたいことは何なのか?
その結果、うまれたコンテンツが「Essence(エッセンス)」です。
Essenceとは、「本質」・「真髄」という意味です。
クライアントのEssenceというセッションによって、クライアント様の真の価値、想いを引き出して深堀りさせていただくことによって企業の価値観・理念・ビジョンを明確なものにし、企業の土台にしていく。セッションによって、我々も共有させていただくことで、理想に向かって共に歩んでゆける。
Essenceによって我々がクライアントの理念価値観・ビジョンを共有することよって提供するサービスも大きく変わり、広がりを見せています。
理念を従業員の方々に浸透させていくための研修やファシリテーション。
真に求める人材を確保するための採用活動支援。
企業の将来ビジョンをみんなで描く未来創造研修。
従業員それぞれが目的役割を理解し、最大のパフォーマンスを挙げるための成長型人事評価制度。そしてそのために個別にフォローアップするためのキャリアコンサルティング。
社内コミュニケーションを潜在意識レベルから変革向上させるGコンセプト。など
Essenceをスタートアップにすることで、我々が提供するそれぞれのサービスも目的と目指す成果が明確になり、導入していただいたクライアント様には、良質な人材の採用や生産性の向上、離職率の低下、社内コミュニケーションの向上と成果を挙げていただけるようになりました。
「Synergy Strong Point1」
我々がクライアント様に提供するサービスやコンテンツは、開発したらまずはシナジー社内で実践してみて良かったもの、成果が確認できたものであること。
これからも開発→社内実践→クライアント様に提供→改良→社内実践のサイクルを回して、クライアント様の発展を人事労務面からサポートしていきたいと思います。
そして我々は、社労士という存在を世の中から真に必要とされ、求められる存在へと価値を変革させていきたい。
クライアントの理念とビジョンを深いレベルで共有し、そこからクライアントさまごとに合わせた労務管理、人事制度、人材育成、研修、ファシリテーション、キャリアコンサルティング及びメンタルサポート等を一貫して行うことができること。
「Synergy Strong Point2」
【社会保険労務士法人Synergyの想い】
企業の成長発展は、高度な付加価値を創造する人財によってもたらされるものであり、我々社会保険労務士法人Synergyは、社会保険労務士としての専門知識によって人財ひとりひとりが、それぞれの持ち分を最大限発揮して高度な付加価値を創造することのできる社内環境と、より円滑に人財が成長するために必要な仕組みを企業に普及させることによって企業の永続的な成長発展並びに生産性の向上、そしてそこで働く人財とその家族の高度なワークライフバランスの実現に貢献してまいります。